長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
その事実と可能性に対する納得感を持てるかどうか?
長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
2018.01.24(WED)
裏付けのある資産
年初から世界の株式市場が好調です。一方で米国の長期金利が上昇しており、債券価格は下落。為替市場では、米国の長期金利が上昇しているので、日米金利差の拡大で円安ドル高が起きてもよさそうですが、逆に米ドル安となっています。 これは日米のマネー量、金利水準等の将来予想比較の中で起きていることではあるのですが、短期的に価格は需給で決まり、経済学の教科書通りには動かないことを示しているとも言えます。 ともかく […]
2018.07.31(TUE)
FB株価急落から連想する「未来のかたち」
今年色々な意味で注目を浴びているフェイスブック(FB)ですが、同社は社員の給料が高いことでも有名です。 2018年4月18日付け日経新聞記事に「日米トップ企業の社員平均給与」が掲載されておりましたので、下記にその一部をご紹介します。 フェイスブック2600万円 ツイッター1700万円 ソフトバンク1164万円 ソニー910万円 トヨタ自動車842万円 この数字を見て、私はフェイスブック社員の平均年 […]
2019.06.28(FRI)
G20首脳会議について思う
ご存じのとおり、本日28日から2日間、大阪でG20首脳会議が開催されます。 以前はG7首脳会議(先進7カ国=米国、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ)が世界の様々な問題を議論する場でしたが、2008年のリーマンショックを契機に、世界の諸問題をG7だけで解決するのは難しくなり、いわゆるBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)と、さらに8カ国・地域(オーストラリア、アル […]
2024.07.26(FRI)
レジリエンス
昨日(2024年7月25日)、日経平均株価は前日比1285円34銭安の3万7869円51銭と急落しました。前日のNY市場で大型テック株を中心にナスダック市場が3%超下落したこと、加えて為替市場で日銀の利上げが意識され152円台まで急速な円高が進行したことが主な要因です(直近で円は対ドルで10円ほど円高に)。 今年上半期、大型テックのマグニフィセント7が相場全体を牽引し、米国を中心に世界株式市場も上 […]
2018.12.29(SAT)
年末のご挨拶(平成最後の年末に)
昨日、平成最後の大納会が終了しました。皆様、本年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。 2018年の世界株式市場は、年初から好景気を背景に勢いよくスタートしましたが、その後は「米中貿易戦争の激化」「欧州政治の不安定化」「米国の利上げとそれに付随する新興国経済危機」等で、世界経済の先行き不透明感が日に日に増していき、年間を通してみると、殆どのリスク資産の価格が大きく下落する結果となりました […]