弊社は、お客様に長期投資を推奨しておりますが、何でもかんでも長期で保有すればいいということではありません。
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2021.04.14(WED)
残念な話と感謝の気持ち
残念な話ではあるのですが、コロナショック後の世界株式市場の上昇局面も約1年になり、昨今、投資信託の利益確定売りをする投資家が多いように感じます(弊社でもわずかですがそのような動きが見られます)。 バリューマネジメントが提唱する長期投資の仕組みは、日々や単月や単年度の市場価格の上下変動を受け入れ、投資信託(ファンド)という箱の中で、税効果の高い複利運用を行い、長期的に資産を増加させるシステマティック […]
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2025.02.07(FRI)
2025年1月の金融経済動向(中浜の視点)
ついに米国で第二次トランプ政権が発足しました。いい意味でも悪い意味でも大きな変化が予想される2025年です。そんな中、1月の主要中央銀行の金融政策決定会合は、それぞれに異なった様相でした。 日本は利上げ(0.25%→0.5%)、米国は据え置き(4.5%)、ユーロ圏利下げ(3%→2.75%)。それに加えて各国の日々の長短金利の動きも微妙に異なっていました。それは景気・物価・財政などが複雑に絡み合って […]
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2017.08.04(FRI)
マーケット・レビュー(2017年7月)
2017年7月(前月)の金融経済レビューをいたします。 直近1カ月分の「社会・経済のニュース」と「金融市場の動き」を、まとめて関連付けて観ることは、「金融リテラシーの向上に役立つ」と同時に「長期投資に付随する変動(ボラティリティ)の要因を理解すること」につながります。 変動の要因を理解することこそが、マーケット下落時もしっかり投資に向き合うことができる秘訣だと、私は思います。 今月のポイントは、「 […]
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2018.11.28(WED)
腹を決める
長期投資で資産を増やしていくには、個々の投資家に「腹を決める」ことが求められます。 それは長期的な金融市場の成長を獲得するためには、短期的な変動を受け入れなくてはならないという覚悟です。短期変動と長期成長はセットであるという事実。逆説的に言うなら、変動がないところに成長はないということ。 このような長期投資に必要不可欠な「腹の決め方」は、優秀な企業経営者が持つ「それ」に似ている気がします。以下に2 […]
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2017.11.30(THU)
金融業の未来
すでに皆さんもご存じのニュースだと思いますが、去る11月13日、みずほフィナンシャルグループはメガバンクとしては異例の人員と店舗の削減を柱とする「構造改革」を発表しました。(10年後に現在の人員7.9万人を6万人まで減らし、店舗も500から400に減らしていくといった内容) みずほFGでここまで危機感が高まっている理由として、①日銀のマイナス金利政策や人口減少で収益環境が悪化している現状と②フィン […]