先日NHKニュースウォッチ9で「九州大学 ある“研究者”の死を追って」という特集を見ました。
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「学力や能力があっても、それ以上先に進もうと思ったときには、すべて経済的な力が必要になるので、能力を生かしきることはなかなか難しい」
「医療技術の発達」や「健康意識の高まり」で年々、個々の人生の時間が長くなってきている。一方で少子高齢化の影響もあって、公的な社会保障(年金・医療・介護)の基盤は年々脆弱になってきていることは明白。
これからを生きる全ての人が「豊かな人生を継続的に実現していく」ためには、やはり「個人としての経済基盤の強化」は欠かせない。
現在はそこそこ収入があって自分自身のライフスタイルを実現していたとしても、油断をしていたら20年後、30年後どうなっているかはわからない。
だからこそ、長い人生を俯瞰した「骨太の資産運用プラン」を持っておくべきである。※ライフプランを考慮して、短期資金は「預貯金」、長期資金は「投資」が基本。
現役時代に自分自身が生み出すキャッシュフローから、20年後、30年後に価値が高まる複利運用で資産を形成する(資産を増やす「山登り的ライフステージ」)。
次に退職後の人生。この期間も長くなってきたので、資産運用は続けながら、自分自身が生み出す労働キャッシュフローが減少した分、投資資産が生み出す運用キャッシュフローを生活の足しにし、元本はなるべく減らさないよう心掛ける(資産を減らさない「山下り的なライフステージ」)。
長い時間をかけ資産形成をして、長期投資マインドも醸成されることで、現役時代より、時間的にも経済的にも余裕がある豊かな状態を作り出すことができる。
■ご参考:九州大学 ある“研究者”の死を追って
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190118/k10011781811000.html