長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
その事実と可能性に対する納得感を持てるかどうか?
長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
2019.07.09(TUE)
マーケットレビュー(2019年4-6月)
【全体観および私見】 2019年4-6月期の「世界の社会・経済・金融市場」を振り返ります。 米中貿易戦争が始まって約1年が経過、また英国のEU離脱問題も先送りされており、グローバルに事業を展開するメーカーはサプライチェーン(供給網)を見直すべきか、もう少し様子をみるべきか、なかなか動きがとりづらい状況が続いています(そろそろ動き始めていますが…)。 そんな中、徐々に製造業の事業マインドは悪化、それ […]
2019.10.16(WED)
マーケットレビュー(2019年7-9月)
【全体観および私見】 2019年7-9月期の「世界の社会・経済・金融市場」を振り返ります。 資産運用の観点から、この四半期で最も大きなニュースは7/31に米国で10年ぶりに利下げが行われたことだと思います。ちなみに9/18にもFRBは2度目の利下げを断行しました(各0.25%×2回=0.5%)。 日欧の長期金利がすでにマイナスゾーンに突入するなか、経済状況が比較的良好である米国が利下げに動いたこと […]
2018.06.07(THU)
マーケットレビュー(2018年5月)
今月も、先月の経済・金融の振り返りを致します! 足元の世界経済は(米中日を中心に)景気拡大基調が続いていますが、年初と比較すると勢いに欠けています。また最近では、欧州と新興国の一部に顕著な減速感が見られ、世界経済を天気に例えると「晴れのち曇り」という感じでしょうか。 一方で世界の金融市場、5月前半は米国株式を中心に堅調でしたが、後半は米国の保護貿易政策による世界貿易の縮小懸念(実際に縮小しつつある […]
2017.06.20(TUE)
GDP考察(第二回)
さて、今回も引き続きGDPについて解説致します。 その前に前回の内容を簡単にまとめると…、 (要約) ・GDPを深く知ることは、「経済を観る眼を養うこと」につながる。 ・また同時に「長期投資への理解度を深めること」に役立つ。 ・GDPは、例えるなら「パンの生産数」。 ・GDP成長とは、「パンの生産数を増やすこと」。 ・パンの生産数の増加=「労働人口の増加」×「労働生産性の向上」。 改めて以上の点を […]
2025.03.25(TUE)
若い世代の未来のために(せめて出来ること)
2025年3月24日付の日本経済新聞に「生活保護、過半が65歳以上」というタイトルの記事が掲載されていました。昨年から当社では、中小・ベンチャー企業向けの確定拠出年金(DC)導入コンサルティングを始めたこともあってか、個人的に「老後生活資金に関するニュース」に敏感になっているような気がする今日この頃です。 【上記記事のポイントは、概ね以下のような感じです。】 ①2023年度の日本の生活保護受給者数 […]