長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
その事実と可能性に対する納得感を持てるかどうか?
長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
2018.02.19(MON)
捨てる力
「政治ショーと化した平昌オリンピックに興味はない」と思いながらも、チラチラとテレビの中の選手たちの戦いを見ていると、やはりスポーツが持つ「光の側面」を感じずにはいられません。 特に、スピードスケートの小平選手、そしてフィギュアスケート男子の羽生選手の金メダル。自分が何をしたわけでもないのに、なぜか勝手に日本人としての誇りを感じる自分がいたりもします(笑)。 ところで羽生結弦選手が金メダルを獲った同 […]
2025.10.06(MON)
2025年9月の金融経済動向(中浜の視点)
米国ではトランプ大統領がFRBや労働省への攻撃を先鋭化させています。自分の意図に沿わない者を徹底的に苛め抜く様は、まさに専制君主そのものですが、意外と今のところ大きな失点になっていないようにも見えます。 ただその結果、長年、世界の機関投資家の資産運用の軸となってきた資産クラス「米ドルと米国債」への信認が急速に低下し、大きな投資資金が「金・銀・プラチナなどの貴金属市場」に流入しています。 またFRB […]
2025.11.29(SAT)
時間をかけて価値を上げること
最近ふと、自分の価値観や思考プロセスについて考えることがありました。 昔から歴史の本が好きでした。長い時間をかけて成し遂げていく様々なプロセスや物語、その結果として、長い時間を経ても生き残り続けている有形、無形のモノや文化、時間の経過と共に劣化するものでなく、逆に価値が増していくようなもの全般が、自分としては好きなのだと思います。 資産運用の仕事においても、短期のトレーディングには全く興味がなく、 […]
2018.08.07(TUE)
マーケットレビュー(2018年7月)
2018年7月は西日本豪雨、記録的猛暑、通常ルートを逆走する台風等によって、日本各地で大きな被害がでました。このような異例とも言える天変地異は、人心を不安にさせ、景気を悪化させる要因になることもあるので、資産運用の面でも十分注意しておく必要があります。 ただ注意しすぎるあまり、(長期投資家の行動として)やってはならないのは、不安心理が高まり投資マインドが減退する時期に、感情に流され投資を止めてしま […]
2018.03.01(THU)
俯瞰(ふかん)する
長年、金融マーケットで仕事をしてきましたが、一般の人より少しできるようになったかなと感じるのが「俯瞰(ふかん)する」ということです。 「俯瞰」の意味を辞書で調べると「高いところから見下ろし眺めること」と定義されています。 「俯瞰」に近い意味で「鳥瞰(ちょうかん)」という言葉もあります。鳥瞰はいわゆる鳥の眼を持つということで、これも俯瞰と同様、「高いところから見下ろし、大局観を持って、物事を見る」と […]