長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
その事実と可能性に対する納得感を持てるかどうか?
長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
2018.01.11(THU)
マーケットレビュー(2017年12月)
2018年が始まって、あっという間に11日も過ぎてしまいましたが、年末年始と言えば、「今年はどうなるか?」「何が起きるのか?」、大体そんな予測や展望が巷に溢れる時期でもあります。 しかし当ブログでは「去年今年貫く棒の如きもの(高浜虚子作)」ということで、「連続性と継続性」の視点を持って、先月の経済・金融のレビューを致したく存じます。過去から現在に起きている事実をしっかり観察することこそが、長期投資 […]
2024.10.23(WED)
一貫性と「選択のパラドックス」
長期的に運用実績を出すために何が一番大切かと問われたら、個人的には「一貫性」かなと思います。 長期投資における一貫性は、その名のとおり「長期の視点」で投資をすることですが、予期せぬニュースやマーケットの変動で、残念ながら、多くの人はすぐに「短期の視点」に変わってしまいます。 さらに言えば、資産運用を学べば学ぶほど、情報が多くなれば多くなるほど、この一貫性を保つのが難しくなります。これは巷でよく知ら […]
2017.11.08(WED)
2つの寿命
最近「資産寿命」という言葉を知りました。 人生100年時代には「健康寿命」と「資産寿命」が重要とのこと。 当たり前と言えば当たり前ですが、上手い言い方だなあーと思います。 せっかく長生きしても健康でなければつまらないし、退職後の時間が有り余っていても、資産(お金)が尽きては愉しむこともできないばかりか、生活にさえ困窮してしまいます。 本格的な少子高齢化社会を迎え、公的年金だけに老後資金を頼れない時 […]
2018.02.19(MON)
捨てる力
「政治ショーと化した平昌オリンピックに興味はない」と思いながらも、チラチラとテレビの中の選手たちの戦いを見ていると、やはりスポーツが持つ「光の側面」を感じずにはいられません。 特に、スピードスケートの小平選手、そしてフィギュアスケート男子の羽生選手の金メダル。自分が何をしたわけでもないのに、なぜか勝手に日本人としての誇りを感じる自分がいたりもします(笑)。 ところで羽生結弦選手が金メダルを獲った同 […]
2024.10.03(THU)
2024年9月の金融経済動向(中浜の視点)
2024年9月の世界金融市場を振り返ると、前半は7月、8月の悪い流れを引きずり不安定な相場展開となりました。特に9/3にAI半導体大手エヌビディアの株価が9.5%下落したことは、世界の株式市場にも大きなショックを与えました。1日で2380億ドル(約41兆円)の時価総額減少は、米国史上過去最大だったようです。 AI黎明期の大手テック企業の巨額投資が「将来しっかり回収できるのか?」そんな疑念も高まる中 […]