長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
その事実と可能性に対する納得感を持てるかどうか?
長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
2024.10.23(WED)
一貫性と「選択のパラドックス」
長期的に運用実績を出すために何が一番大切かと問われたら、個人的には「一貫性」かなと思います。 長期投資における一貫性は、その名のとおり「長期の視点」で投資をすることですが、予期せぬニュースやマーケットの変動で、残念ながら、多くの人はすぐに「短期の視点」に変わってしまいます。 さらに言えば、資産運用を学べば学ぶほど、情報が多くなれば多くなるほど、この一貫性を保つのが難しくなります。これは巷でよく知ら […]
2019.02.06(WED)
価値が高いファンドを育てる意識
2019年1月11日付けの日経新聞で欧州の大手PEファンド(未公開株ファンド)ペルミラ・アドバイザーズのCEOのインタビューが掲載されており、短いながらも興味深い記事だと思いました。 同社は日本の個人投資家には馴染みのない運用会社ですが、世界の機関投資家を中心に高い評価を得ています。 さてペルミラCEOのインタビューの中で、私が気になった点を中心に列挙すると…、 ① &nbs […]
2018.09.27(THU)
金融教育の重要性
2018年9月5日~7日、日本経済新聞で「イデコ100万人時代」という特集記事が掲載されており、興味深く読ませて頂きました。 【記事の内容について、要点を列挙すると下記のような感じです。】 ↓ 個人型確定拠出年金(以下イデコ)の加入者が、近々100万人の大台に乗る見通し。 イデコの制度は18年前からあるが、2017年の制度改正で、公務員も含め全国民が加入できるようになり加入者が飛躍的に増大してきた […]
2024.07.08(MON)
2024年6月の金融経済動向(中浜の視点)
早いもので今年も半分が経過しました。上半期を振り返ると日本では元旦から能登半島地震が発生、翌2日には日航機が能登地震の救援に向かう海上保安庁の航空機と衝突し、大きな悲しみと不安に包まれた年明けとなりました。 世界的には80以上の国地域で国政レベルの選挙がある「選挙イヤー」ですが、米国を筆頭に世界中で自国主義的な政党が勢いを増しています。ポピュリズムを背景とした「政治リスクと財政リスク」の影響はまだ […]
2018.10.24(WED)
下落局面におけるマインドセット
2018年も残すところ約2ヵ月となってきましたが、10月に入って国際金融市場は不安定化し、各国の株式市場も比較的大きな下落局面を迎えています。 10月23日時点で日米中を代表する株価指数を見ると、10月に入り、NYダウは4.8%下落(26548.31→25191.43)、日経平均株価は8.7%下落(24120.04→22010.78)、上海総合指数は8.0%下落(2821.35→2594.82)し […]