長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
その事実と可能性に対する納得感を持てるかどうか?
長期投資を行うということは、自己資産の一部が「世界経済の成長(および変動)」や「様々な国際情勢」と直接的につながり、その影響を長期間にわたって受け続けることを意味します。
2025.02.28(FRI)
どうしようもないこと
人生においては時々、自分では「どうしようもないこと」が起きたりしますが、資産運用も例外ではありません。資産運用をする場である金融マーケットでは、近年その類の出来事が2月に頻繁に起きている気がします。 5年前(2020年)の2月、中国で発生したコロナウイルスがイタリアでも発見され、その後世界的な大流行になりました。3年前(2022年)の2月には「ロシアのウクライナ侵攻」が始まりました。そして今年(2 […]
2024.10.23(WED)
一貫性と「選択のパラドックス」
長期的に運用実績を出すために何が一番大切かと問われたら、個人的には「一貫性」かなと思います。 長期投資における一貫性は、その名のとおり「長期の視点」で投資をすることですが、予期せぬニュースやマーケットの変動で、残念ながら、多くの人はすぐに「短期の視点」に変わってしまいます。 さらに言えば、資産運用を学べば学ぶほど、情報が多くなれば多くなるほど、この一貫性を保つのが難しくなります。これは巷でよく知ら […]
2018.06.07(THU)
マーケットレビュー(2018年5月)
今月も、先月の経済・金融の振り返りを致します! 足元の世界経済は(米中日を中心に)景気拡大基調が続いていますが、年初と比較すると勢いに欠けています。また最近では、欧州と新興国の一部に顕著な減速感が見られ、世界経済を天気に例えると「晴れのち曇り」という感じでしょうか。 一方で世界の金融市場、5月前半は米国株式を中心に堅調でしたが、後半は米国の保護貿易政策による世界貿易の縮小懸念(実際に縮小しつつある […]
2017.11.15(WED)
信じる者は?
ここ数日、調整局面に入っている日経平均株価ですが、11月に入り25年ぶりに23,000円台を回復するなど堅調な動きを見せています。 ところで個人的なことですが、25年前(平成4年)の私と言えば、野村證券で3年目を迎え、バブル崩壊後の相場の中でも、仕事にも慣れて充実した日々を送っていた記憶があります。普段、昔を思い出すことはあまりしないのですが「25年ぶり」というキーワードに反応した次第です(笑)。 […]
2017.08.09(WED)
基本を大切に「逞しい資産」を創る
あくまで私見ですが、仕事、勉強、スポーツ等々、何でもそうですが、一般的にやればやるほど情報量も増え、スキルも向上していく一方で、最初に学んだ基本的なことを見失ったり、疎かにしてしまったりするケースも増える気がします。 資産運用についても同様のことが言えます。詳しくなればなるほど、詳しく見れば見るほど、些細なことが気になり、資産運用の成功から遠ざかっていく(資産運用で失敗する)。そんなことが頻繁に起 […]