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2019.04.30(TUE)
平成最後の日に
平成の30年間で日経平均は約26%下落しましたが(38915円→22258円)、東証一部の時価総額は平成元年(バブル期)のピーク606兆円を超え、現在約617兆円になっています。 ※平成時代にソフトバンクや楽天といったIT企業が新たに登場して、全体の時価総額を押し上げた結果。 株式市場の実体は、平均株価より時価総額を見た方が正確に捉えることができると私は考えますが、その観点から注目したのが日経新聞 […]
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2019.07.09(TUE)
マーケットレビュー(2019年4-6月)
【全体観および私見】 2019年4-6月期の「世界の社会・経済・金融市場」を振り返ります。 米中貿易戦争が始まって約1年が経過、また英国のEU離脱問題も先送りされており、グローバルに事業を展開するメーカーはサプライチェーン(供給網)を見直すべきか、もう少し様子をみるべきか、なかなか動きがとりづらい状況が続いています(そろそろ動き始めていますが…)。 そんな中、徐々に製造業の事業マインドは悪化、それ […]
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2018.12.09(SUN)
マーケットレビュー(2018年11月)
【マーケットコメント】 10月に円ベースで約9%と大幅下落を記録した世界株式指数(MSCIACインデックス)ですが、11月は総じて一進一退の動きでした。政治経済面では株式市場の動きとは相反し、大きな動きがいくつも見られました。 まず11月6日の米国中間選挙。予想通り下院を野党民主党が制し、今後トランプ大統領への攻勢を強めていくことが予想されます。欧州では英国のEU離脱問題(合意なき離脱の可能性)、 […]
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2019.05.17(FRI)
「ねんきん定期便」の衝撃
毎年、日本年金機構から「ねんきん定期便」が届きますが、 50歳を超えると「将来の年金額」がほぼほぼ明確になってきます。 さて私も51歳、今年の誕生日月に届いたこのハガキの内容を確認したのですが、 「これは何かの間違いではないか?」と思うくらいの衝撃を受けました。 ※50歳になった昨年はちゃんと見ていなかったようです(苦笑)。 支払った年金保険料に対して、あまりにも給付額が少ないのです。 厚生年金の […]
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2017.07.11(TUE)
GPIFの運用を見て思うこと
先週7月7日、私たちの公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立法人)の2016年度運用成績が公表されました。結果は+5.94%(市場運用部分)。GPIFは運用資産を約145兆円も有する世界最大の機関投資家ですから、運用益も約8兆円と巨額となりました。 ところで、GPIFは2001年度から本格的に金融市場で資産運用を開始したのですが、以前は主に年金福祉事業団が財政投融資債を購入するかたちで […]