
IFA中浜による 長期投資の視点
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2025.04.02(WED)
2025年3月の金融経済動向(中浜の視点)
新年度、桜も満開の季節を迎えておりますが、今週は真冬に戻ったような天気ですね。個人的には資産運用の仕事を始めて35年目の春を迎えております。過去に培った経験をベースにしながらも、新たな知見をどん欲に吸収して、まだまだIFAとしての質を高めていきたいと思っております。そして皆さまの資産運用に貢献できるよう、引き続き頑張ってまいります!(それにしても最近の天候は急に暑くなったり寒くなったりで、昨今の金 […]
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2025.03.25(TUE)
若い世代の未来のために(せめて出来ること)
2025年3月24日付の日本経済新聞に「生活保護、過半が65歳以上」というタイトルの記事が掲載されていました。昨年から当社では、中小・ベンチャー企業向けの確定拠出年金(DC)導入コンサルティングを始めたこともあってか、個人的に「老後生活資金に関するニュース」に敏感になっているような気がする今日この頃です。 【上記記事のポイントは、概ね以下のような感じです。】 ①2023年度の日本の生活保護受給者数 […]
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2025.03.09(SUN)
2025年2月の金融経済動向(中浜の視点)
2025年2月の世界金融市場は、米トランプ政権の様々な関税発動に右往左往しました。今、米国と貿易をする全ての国地域が経済的なプレッシャーを受けています(米国自身も)。加えて外交面ではウクライナにディールを仕掛け、ロシア寄りのスタンスを鮮明に。内政では大統領の信認を受けたイーロンマスク氏が政府機関の人員削減に権力をふるっています。 まさしくトランプ大統領らしい第二期のスタートダッシュと言えますが、米 […]
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2025.02.28(FRI)
どうしようもないこと
人生においては時々、自分では「どうしようもないこと」が起きたりしますが、資産運用も例外ではありません。資産運用をする場である金融マーケットでは、近年その類の出来事が2月に頻繁に起きている気がします。 5年前(2020年)の2月、中国で発生したコロナウイルスがイタリアでも発見され、その後世界的な大流行になりました。3年前(2022年)の2月には「ロシアのウクライナ侵攻」が始まりました。そして今年(2 […]
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2025.02.07(FRI)
2025年1月の金融経済動向(中浜の視点)
ついに米国で第二次トランプ政権が発足しました。いい意味でも悪い意味でも大きな変化が予想される2025年です。そんな中、1月の主要中央銀行の金融政策決定会合は、それぞれに異なった様相でした。 日本は利上げ(0.25%→0.5%)、米国は据え置き(4.5%)、ユーロ圏利下げ(3%→2.75%)。それに加えて各国の日々の長短金利の動きも微妙に異なっていました。それは景気・物価・財政などが複雑に絡み合って […]
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2025.01.27(MON)
無料(大量)と有料(限定)
米動画配信大手ネットフリックスが1/21に発表した2024年10-12月期決算は、売上高が前年同期比で16%増、純利益は約2倍と好調でした。昨年11月に配信された元ヘビー級王者マイク・タイソンのボクシング戦が推定で1億800万人が視聴されるなど、特にスポーツ中継が好評で、会員数は3億人を突破。 同社も一時期は会員数が伸び悩み、広告付きのリーズナブルな視聴コースも提供することになりましたが、足元では […]
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2025.01.15(WED)
2024年12月の金融経済動向(中浜の視点)
皆さま、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!! 1/20に米国ではトランプ大統領が就任しますが、本日1/15時点で昨年末からのトランプトレードは一旦収束し、マーケットでは不確実性に身構える投資家が増えているようにも見えます。いずれにせよ2025年は年間を通じて不確実性が高まることが予想されますが、まずは昨年12月の金融経済の動きを振り返ったうえで、2025年以降の資 […]
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2024.12.30(MON)
2024年もお世話になりました。
本日12/30は今年の大納会(日本の証券取引所の年末の取引最終日)。個人的なことで恐縮ですが、1990年に証券会社に入社して以来34年間、大納会に休みをとった記憶がありません(苦笑)。 しかし私が、多くの日本人が旅行に行ったり帰省をしたりしている年の瀬に、年末ギリギリまで働かなければならないと意識しているわけではありません。あくまで気づいたら34年間続いていただけのことでして・・・。実際、当社の社 […]
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2024.12.06(FRI)
2024年11月の金融経済動向(中浜の視点)
11/5、今年の最大イベント米大統領選挙の投開票を終わりました。結果はご存じのとおり、共和党候補のトランプ前大統領の圧勝でした。 米国第一主義の下で実施される「減税」と「規制緩和」というトランプ二大政策への期待から、S&P500指数は月間で6%高と約1年ぶりの上昇率を記録、金融市場では実体経済に先んじアニマルスピリッツが復活したかのようにも見えます。 一方で地球環境やワクチンや多様性といっ […]
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2024.11.26(TUE)
当社がアクティブファンドにこだわる理由
当社がアクティブファンドにこだわる理由は、企業価値を評価するというリサーチのプロセスが、大切なお客様の資産を運用する際に、絶対に必要不可欠だと思っているからです。 アクティブファンドが大半を占めていた時代は、各運用会社がリサーチ活動を通じて幅広い企業の価値評価をしていたので、結果的にマーケット全体の価格形成も企業価値評価から大きく乖離することはありませんでした。それはマーケット全体への投資=インデ […]